機関誌「靴の医学」にARKOSOXの論文発表

 

靴の医学 25(2) : 41-46 2011 に、東京女子医科大学糖尿病センター 新城 孝道先生(日本フットケア技術協会会長・日本靴医学会理事)の「ARKOSOXの有効性」についての論文が発表されました。

ARKOSOX

他の医療関係者からのARKOSOX糖尿病モデル・着圧タイプの評価




公立昭和病院 内分泌代謝科 部長 貴田岡 正史先生
日本糖尿病学会監事 / 日本糖尿病協会理事

ARKOSOX試着させていただきました。
ジョギング時、ウォーキング時、勤務時に使用しました。
まず第1に感じたのは、つま先からかかと、足底に厚みがありクッション性がありました。
それにより運動することでおきる摩擦を回避でき、くつずれ防止になると思いました。足底の疲労感も感じませんでした。
また、この部分だけ白色になっていて神経障害のある糖尿病の患者さんにも、出血などがあればすぐに発見できると思います。
次に加圧の程度ですが、ここち良いサポートで長時間の立ち仕事の後でもむくみは感じられませんでした。
更に真冬のこの時期でも、保温性があり快適でした。


東京血管外科クリニック 院長 柳 健先生
日本血管外科学会・脈管学会会員 / アメリカ静脈学会会員

加圧ソックスとして全体的によくできていると思います。
当院は下肢静脈瘤専門クリニックですので、23~32mmHgの中圧ソックスを主に処方しています。
DM合併の患者さんもいますので、その内の静脈瘤が軽度の方にはよいと思います。


埼玉医科大学総合医療センター 血管外科教授 佐藤 紀先生
日本血管外科学会理事

足が保護されているような感覚で、しめつけられている感じはない。ポカポカする。
1日はいていて、むくみが減った。
外来でフットケアをやっていますが、神経障害のある患者さんに使って頂きたいと思いました。


東京大学 医学部 健康総合科学科教授 真田 弘美先生
日本看護協会副会長

足が保護されているような感覚で、しめつけられている感じはない。ポカポカする。
1日はいていて、むくみが減った。
外来でフットケアをやっていますが、神経障害のある患者さんに使って頂きたいと思いました。


国保松戸市立病院 内科 医長 下山 立志先生
日本糖尿病学会専門医

世界初の加圧型糖尿病用ソックスは期待できますね。私もこの製品には大変興味を持っています。
糖尿病性腎症でネフローゼ、下腿浮腫の患者さんには最適だと思います。


小山記念病院 佐々木 則子 看護師

足首がしっかりしているので良い。
厚手なので、冷感のある人もあたたかい。
しっかりしていて良い。


徳島大学病院 アンチエイジング医療センター 中西 秀樹先生
日本形成外科学会理事長 / 日本下肢救済・足病学会評議員

肌触りが良い。
保温性がある。
素材がしっかりしているため、足の外傷から保護ができる。
DVT用の靴下のように軽く圧迫効果がある。
脱いだ時足がすっきりして少し細くなっている。


心臓病センター榊原病院 心臓血管外科 部長 石田 敦久先生
日本下肢救済・足病学会評議員

温かい。クッション性が高い。
患者さんには、はきやすいと思う。
素材がしっかりしているため、足の外傷から保護ができる。

足先、足底がクッション性が高く暖かい。靴のあたりなどは予防できそう(布地がぶあつい為)


松尾クリニック 理事長 松尾 汎先生
日本下肢救済・足病学会評議員 / 日本フットケア学会特別顧問

肌ざわりが良く、生地の厚みもちょうど良い。
通気性が良く、長時間付けていても、蒸れや掻痒感など感じなく、皮膚保護にも適していると思う。
加圧がかかる感じが、足が重い感じを受けたが、慣れてくるとピッタリフィット感がここちよい。
1日付けて脱いだ後、付けてない時より足の倦怠感を感じない。むくみもみられなくなった。

圧迫しすぎずに浮腫が防げる。はきやすい。
冬に使用したため、暖かかった。
以前使用した弾性ストッキングなどよりは、とてもはきやすくなっていると思います。


京都桂病院 心臓血管センター・内科 所長 中村 茂先生
日本下肢救済・足病学会評議員

男性50代:DM、ASO、末梢神経障害あり。インスリン療法。コントロール良好。
1年以上前から疼痛あり(歩行時増強することあり)。
一人暮らしのため、2~3日に1回のサイクルで着用中。
普段の歩行は近所への買い物程度とのことだが、靴下を着用していると「多少マシ」で 患者さんは結構 喜んでいてありがたい感じですよ。